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2015年8月14日金曜日

陰陽五行説の翻訳

陰陽五行説の翻訳をまとめていると、「あれ?」と思う事が多い。
奇妙な違和感を感じることが多々ある。
原因を追求してみると、何となく分かって来ることが有る。

それは、「陰陽五行説」等の解説に関して、日本のサイトを参照していない事である。

表現が、おかしいけど

日本語以外の言語を使う人が、陰陽五行説を勉強する場合、どの国のサイトを参照しているかと言う事です。

答えは、中国のサイトになります。

あ、中国のサイトなら良いじゃないか?と思うかも知れませんが、陰陽五行説がまとめられた時代の時と、今の中国では、民族が違います。

また、文化大革命で、書物や有識者が破棄されてしまっています。

自分が学生の時に、中国が東洋医学を復興するのに、文献が無いので日本から借りたと教わっています。

戦時中なので、書物が紛失したのかと思っていましたが、国家主導の文化大革命で書物を焚書しているので、根絶やしだったと想像します。

それと、文化大革命で行われた簡体字」にしても、文献を読めなくする為では無いかと思っています。

漢字自体の「意味」を読み込まないと、全く違った解釈をしてしまいます。
最近のバライティー番組でも、漢字の意味を勝手に解釈して良い話にしますが、古典の文献を読む上では、迷惑極まりないと思った事がありませんか?

「人」という文字なんか、某芸能人のせいで、全く違った成り立ちで覚えていた時期もありました。
そう、間違えた知識でも「知っている」と思うと「改めて調べない」んですよ、人間なんて

間違えた知識で解釈すると、間違えた理解に辿り着きます。
ただ、本人が「間違えている」とわかっていないので、「本来とは違う説明」を相手にしてしまう事がある

漢字の形態を変えてしまうと、勘違いする確率が凄く上がるのを忘れてはいけない。

と言うか、文献無くなった時点で、脈々と伝える事は、困難だろうと思う。

「中医学」は、まぁ解るとして、「韓医学」は、伝わっていたのか?と思う。
今の朝鮮だと、ハングル文字を使って「漢字」を読めなくなっていると聞いているので、古典を読む能力は、どうなのだろうかと思う。
当時は、韓国がないのだから、「朝鮮医学」か「朝医学」じゃないかと思ってしまう






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