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2014年11月7日金曜日

ベビーマッサージに関して、調べて思った事

 自分は、鍼灸師の免許を持っているので他の資格関係を調べる事が積極的ではありません。

特に、東洋医学系のものや、民間療法的なものに関して言うと、「鍼灸師」の免許さえ持っていれば、カバーできる事が多いとも思っています。

ただ、鍼灸師の免許で出来る範囲に関して言うと、法律で決まっているので、法律に従う事が大前提なのは、変わりありません。

それと、「あん摩マッサージ師」の業務範囲を尊重している事も前提で書いていきます。

自分が学生の時を思い出してみると、学年の内で、「この人なら、将来診て貰うのにお願い出来そう」と思ったのは、5人位しかいません。
一学年 140名位だったと思いますが、「この人には、診てもらいたくない」と思った人がほとんどでした。

それと、鍼灸の学校なのに、バイト先が「整骨院」で「マッサージ」のまね事をしにいくという…
鍼灸師を育てる環境は、学生時代からほぼ望め無いのも現状でした。

あれから二十年位経ちますが、「鍼灸師」を育てる環境は悪化していると思います。

という、私の職業に対しての認識を踏まえて、「ベビーマッサージ」を調べてみました。

単純に言えば「小児はり」の亜流って感じでしょうか?
小児はりに関する事例や書籍を改編して、使えそうな所を抽出した感じの様に思えます。

ただ、「小児はり」は鍼灸師でないと使えません。「ベビー鍼」としても、今の時代に合うかも知れませんが、ゴロが悪そうです。

「ベビーマッサージ」と謳っているのに「あん摩マッサージ師」の免許が必要でないという、非常に意味不明な「資格」を勝手に作っている「民間資格」なんですね

で、あはき法に触れない様に「講師」の肩書きしか出来ない。当たり前ですが、施術行為は出来無いのですからね。

調べる前までは「ベビーマッサージ」は「あん摩マッサージ師」の免許を持っているのが前提で、施術しながら、赤ちゃんの身内の方に「アドバイス」する人だと思っていました。

しかし、調べてみたら、「講師」という肩書きで「アドバイス」するのみしか出来ないのと、「民間資格」にお金を払っている現状しか見えません…

う~~~ん、その程度なら「ベビーマッサージ」の「資格」の価値が無いのではないかと思います。
少し離れた角度から、見ているだけですが、

「赤ちゃんの為に出来る事をしてあげたい」という純粋な身内の気持ち
+
「民間資格」で団体の役員さんにお金が入って来るシステム

の構図しかみえません。

だって、より勉強しても、施術出来ないんですよ…
「ああすれば、こうすれば」と思っても、アドバイスしか出来ないんですよ
なら、はじめに「あん摩マッサージ師」の免許を取らせる様に「団体」が啓蒙しておかば良いのですが、それをすると「あん摩マッサージ師」の団体になってしまうので、作ってしまった「ベビーマッサージ」の「民間資格団体」にお金が入らなくなるから、そういうアドバイスしないよね…

で、「民間資格」取得のみの人が「マッサージ行為」(表現が難しいな)を行ってしまうと、マッサージを受けた側の人等から訴えられたら「法」に照らし合わせて「違法行為」になるんですね
この場合「赤ちゃん」になるんかな?でその保護者が訴えたらと考えられるんかな?

要は、

わざわざ「ベビーマッサージ」の「資格」を作る必要が無い事。

理由は
特殊な事を直接「赤ちゃん」に施術も出来ないので、簡単なハウツー本で十分でしょう。
今の時代、インターネット上に「情報」が掲載されている。
「ツボ」等の「小児はり」関連を調べても「ある程度」の情報は入手出来る。

どの様に「赤ちゃん」を診るか?ってのは、抜きにして

「ベビーマッサージ」を調べたら「資格」のページばかり出てきて、しかもその資格が「民間資格」(NPO法人や、内閣府認証 特定非営利活動法人等、団体を認めてるのであって、資格うんぬんを認めてる訳でなく別である)であり、公的に「意味の無い紙切れ」なんだけども、意味が有るように書いてあるサイトしか出てこない。

「赤ちゃん」に「身内」が「マッサージ」する事に関しては、推奨されるべき行為であり、否定する事は何もありませんが、
「ベビーマッサージ」の資格となると、講師認定証を出している「団体」の「役員」等にお金が集まるシステムとしか見えない。

最初に書いてますが、「鍼灸師」の免許を持っているので「赤ちゃん」に「鍼灸施術」する「資格」を有しているので、「ベビーマッサージ」の「資格」を取る方法を調べる事が無い。
 また、同様に「あん摩マッサージ師」の資格を持っている人も「赤ちゃん」に「あん摩マッサージ施術」をする「資格」を有しているので、「ベビーマッサージ」の「資格」を取る方法を調べる事が無いと思います。

 ベビーマッサージの講師としての「免許」は、知識の増えた「一般人」の立ち位置なのではないだろうか?
 
それに対応できる国家資格があるのに、その「資格」を選択しなかった時点で「その国家資格を持っていない一般人」を選択したのと同じだと思う。

後は、民間資格団体の「上手く言いくるめる為の言い訳」に乗せられて、「保証」されていない「証明証」にお金を払うシステムに組み込まれて、尚且つ「価値のある資格」と勘違いさせられているんかなぁって思ってしまう。

あくまで、個人の考えです。
また、思った事をそのまま打ち込んでいるので、資格の内容、文字の間違いがあると思います。

ただ、単純に「民間資格」を取っても、「国家資格」からすれば「ただの紙切れ」なのではないでしょうか?
「商標登録」されている「文字」なら使えませんが、「商標登録」されている「文字」なら、より一層「国家資格」になりえる事が無いとも思っています。


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